売れるWebデザインの秘密は“フォント”にあった 【第1回】:「視覚」で訴えるWebサイト、自社ブランドらしさを出すために何が必要か?

デザインの「トーン&マナー」を決める重要な要素の1つがフォント。ブランド視点からWebサイトにおいても「一貫性のあるデザイン(イメージ)が重要」と主張するアートディレクターのウジトモコさんに話を聞いた。

画像 ウジトモコさん

 顧客と企業をつなぐ最初にして最大の接点となるのがWebサイト。業種や業態、製品・サービス、ターゲットとする顧客による違いはあっても、Webサイトを軽視していい企業はないといっていいだろう。

 売れるサイト、読まれるサイト、そしてまた来たくなるサイトをどうやって構築するか。あらゆる企業のWeb担当者が日々頭を悩ませるところだ。

 だが、動画や画像などのリッチなコンテンツや各種ソーシャルメディアとの連係といった施策の部分もさることながら、もっと基本的な部分で考えるべきことがある。例えば、Webサイトの内容、つまりテキストを見せるための「フォント」もその1つだ。

 「重要なのは中身であって読めればフォントなど何でもいい」「カッコ良く見せたいなら文字も含めグラフィックで表現すればいい」と考える人も多いだろう。実際、そういう考え方でこれまで作られてきたWebサイトは山ほどある。だが、デバイスの進化などを背景に、少々事情は変わってきた。本シリーズではさまざまな分野のエキスパートにご登場願い、「売れるサイト」「読まれるサイト」「愛されるサイト」にとってフォントが重要である理由を語っていただく。

 第1回のゲストは「視覚マーケティング」を提唱するアートディレクターのウジトモコさんだ。

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