Winny騒動にみるセキュリティ対策の本質セキュリティは数えることから【第1回】

企業や一般家庭に関わらず、PC内のデータをインターネットの世界にばら撒くウイルス被害が後を絶たない。これらは、Winnyを介して起こる被害が大半だが、その経緯と対抗策について、製品紹介を交え解説していく。

2006年05月22日 10時57分 公開
[TechTarget]
photo

日本電気株式会社

第一システムソフトウェア事業部

森野 淳一氏

【専門分野:セキュリティ】

東京工業大学大学院情報理工学研究科修了後、NEC入社。NECグループ内のサイバーテロ対策プロジェクトマネージャとしてグループ全体のセキュリティシステムを構築後、NEC製品CapsSuite、InfoCageなどのセキュリティ製品企画・開発業務に従事。現在は、セキュリティビジネス企画、講演、執筆活動を中心に活動。


 Winny被害を報じるニュースはいまだ後を絶たず、興味本位なのか、Winnyを利用するユーザーの数も衰えを見せない。実際に情報漏えい事件を起こしてしまった場合に発生する賠償金や社会的信用の失墜リスクなど、企業にとっては大きな問題となるケースだけに、慎重に対応策を検討したいところだ。

 現在、Winny対策ツールが多く出回っているが、ツールがあればすべての問題が解決するわけではない。企業内に接続せれているPCの数は何台か、社員の個人PCが企業内に持ち込まれているかなど、まず自らが置かれている状況を把握することが最も重要である。

 今回は、Winnyなどに起因するトラブルを回避すべく、背景の再整理と、よりITを活用した対策製品の案内までを行う。

TechTarget会員限定記事の続き>>がご覧になれます。
次のアンケートに答えてお進みください。

Q1. 記事に関連したシステム導入の予定があれば、
時期をお知らせください(必須)


Q2. 今回の記事は、どのような目的で読まれますか(必須)


■個人情報の取り扱いに関して
ダウンロードに際しては以下の事項に同意されたものとみなせていただきます。

  • お客様の個人情報は、提供情報ダウンロード後、情報提供元である「日本電気株式会社」に収集される。
  • 「日本電気株式会社」からの電子メール、電話、送付物による情報提供サービスを受け取る。

お客様の個人情報は「日本電気株式会社」の プライバシーポリシー 下で適切に取り扱われます。


制作:ITmedia +D 編集部