Web日記(簡易ブログ)でのRSS生成ハイブリッドデータベースで体験するWeb2.0【第1回】

Web2.0時代においては、RSSやAjaxなどXML技術を用いるのが当たり前になった。ハイブリッドデータベースとしてリリースされた「DB2 9」は、RDBとネイティブXML DBの機能を併せ持つという。Web2.0時代にその能力をいかに発揮させるべきかを探る。

2006年12月13日 21時19分 公開
[TechTarget]

 Web2.0時代が到来し、それまで単なる閲覧者だった一般の人たちが書き込みや投稿を当たり前にどんどん行うようになっている。それと同時に、RSSによる更新情報の取得も当たり前になった。こうしたことはIT専門メディアだけでなく、一般の雑誌や新聞でも取り上げられている。IT技術者以外にRSSがXML技術の1つであることを意識することはまずないだろう。RSSもそれほど当たり前の存在になったのだ。

 IBMの「DB2 9」は、そんなXML技術が当たり前に使われる時代に登場したハイブリッドデータベースだ。従来のRDBMSとネイティブXML DBとが融合し、SQLとXQueryとを自在に駆使してリレーショナルデータとXMLデータとの間を境目を意識せずに行き来できる。

 今回は、そんなハイブリッドデータベースを用いて、RDBに保存されたデータからRSSを生成することに挑戦してみたい。XMLデータの生成には、SQL/XML発行関数を用いることにする。