企業にネットワーク品質が問われる時代がやってきた!「面」でネットワークを管理する「eHealth」

企業のネットワークインフラは、業務の生命線ともいえる重要なもの。この先、求められていくのは「障害から素早く復旧すること」ではなく「障害を発生させないこと」。コストや手間を掛けず、障害による損失を未然に防ぐために有効な手法を解説します。

2007年03月08日 00時00分 公開
[TechTarget]

日本CA株式会社

ソリューション プリセールス シニアコンサルタント

馬場 章弘氏

【専門分野:システム/ネットワーク運用管理】

長年、システム運用管理製品のローカライズに従事。日本の運用管理に求められる製品の品質管理・テストなどを行う。現在、ITILをベースに、システム/ネットワーク運用管理の最適化や効率化の提案に従事している。


 企業の業務とネットワークが切り離せなくなった現在、その現状を知ることは重要なことです。ネットワーク障害の発生は業務の停滞を引き起こし、金額的な面はもちろん、企業の信用にも関わる計り知れない損失につながる可能性があります。内部統制や日本版SOX法対応など、今まで以上に経営と IT が密接に関わっている昨今、会社内外のネットワークを把握しサービスレベルを向上することは、あらゆる業種において重要な課題です。

 ここでは、ネットワークの現状とそこに潜む問題、そして障害・損失を最低限に抑える方法を紹介します。