NEC、社内ネットワークに未許可の持ち込みPCを接続させない製品を発売NEWS

さまざまなセキュリティ機能を相互に自動連携する「協調型セキュリティ」

2007年06月14日 18時53分 公開
[TechTarget]

 NECとNECネッツエスアイは6月14日、セキュリティ製品「InfoCage 不正接続防止」および「ワーム感染拡大防止システム」を発表した。

 InfoCage 不正接続防止は従来製品「WebSAM SecureVisor」を強化したもので、社内ネットワークを常時監視しながら、許可されていない持ち込みPCをネットワークから遮断する。製品化に当たって、管理を効率化するグルーピング機能、不正接続の形跡を把握する証跡機能、管理対象台数の拡大などの管理機能を強化した。また、クラスタリングソフト「CLUSTERPRO X」との連携による管理サーバの冗長化や、Windows Vista対応などの強化も図られている。同日より販売を開始し、7月17日より出荷開始される予定。提供価格は最小構成で40万円(税抜)から。

 ワーム感染拡大防止システムは、インターネット セキュリティ システムズの不正侵入検知防御システム「Proventia Network IPS」とInfoCage 不正接続防止が連携してワームやウイルス感染を防止する。Proventia Network IPSがワームやウイルスに感染したPCを検知すると、その情報をInfoCage 不正接続防止に通知し、問題PCをネットワークから遮断することで被害を最小限に抑えるという。提供価格は、最小構成で89万5千円(税抜)から。

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