イージーネット、内部統制を支援するネットワークフォレンジックサーバの新バージョンNEWS

ギガビット・フルワイヤのパケットキャプチャ性能を備えた「NetRAPTOR Ver1.3」

2007年08月21日 21時15分 公開
[TechTarget]

 イージーネットは8月21日、ネットワークフォレンジックサーバの新バージョン「NetRAPTOR Ver1.3」を同日より販売開始したと発表した。本製品は、通信パケットをキャプチャすることによってネットワーク通信をすべて記録するアプライアンス製品。導入が比較的容易で既存の通信やユーザー環境を変更する必要がなく、また、万が一装置に障害が発生してもユーザー通信に一切影響を与えないことなどを利点として挙げている。

 新バージョンでは、パケットキャプチャ性能をさらに向上させ、ギガビット・ワイヤスピードでの常時キャプチャを実現。ピーク時性能は最大1.8Gbpsを達成しているという。これにより、内部統制におけるモニタリングの基本となるパケットデータを取りこぼすことなく、電子メールや掲示板アクセスを完全再現するとしている。また、Webユーザーインタフェースの使い勝手が改善されたほか、SMTP認証対応などにより外部ホスティングで利用しているメール環境でのアラートメール送信が可能となっている。

 同社は、全通信データの保存を組織内に周知することにより、情報漏えいに対する抑止効果が生まれ、万が一社内情報の漏えいが発生した際にも本製品による追跡調査で企業責任を果たすことを支援するとしている。

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