IT投資の最適化は明確な意思決定プロセスの構築からプロジェクト・ポートフォリオ管理のススメ

限られたリソースで効果的にIT投資を行うには、「プロジェクト・ポートフォリオ管理」が欠かせない。IT投資を最適化しコストダウンに成功した事例を挙げて、企業が取るべき方法論を紹介する。

2007年11月01日 00時00分 公開
[提供:日本CA株式会社]

 今日、企業や組織で日々システム構想が立案され、それらは山のような要求となってIT部門に寄せられる。

 しかし、IT部門はそれらをうまく交通整理してうまく「さばく」ことができない。限られた予算とリソースで同時進行できない、各要求を可視化してトレードオフするプロセスがない以上、順番に処理するしかない。では、戦略的なプロジェクトが発生した場合、何をもって優先度を付けるのか? それは早期のシステム化を望んでいる各部署・部門を納得させ得るだろうか? システム化を要求する部門もまた、IT部門と表裏一体の悩みを抱えている。自分たちが要求するシステムがなぜ・どれほど必要なものなのか。会社の戦略、方向性に真に合致しているのか? ほかの部門の案件よりも優先されるべき理由は? これらをIT部門に対して明示する術がない。

 問題は、プロセスが「藪の中」に置かれていることにある。目に見え、誰もが論理的に納得できる意思決定プロセスや進ちょく管理の仕組みがあれば、状況はもっとシンプルになる。企業が抱えるIT投資の不透明性問題を指摘し、さらに「プロジェクト・ポートフォリオ管理」によってこの問題を克服するとともに、意思決定や業務プロセスを効率化して大幅なコストダウンを実現した成功事例を紹介する。


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