2008年07月17日 08時00分 UPDATE
特集/連載

「パリティ」の見極めが要ERPプロジェクトのコストと時間を半分に減らす方法

ERPプロジェクトを簡素化し、どこをカスタマイズすべきか判断するためのモデルを紹介する。

[Niel Nickolaisen,TechTarget]

 わたしたちCIOは、ERPプロジェクトについて多くを学んできた。そうした教訓の多くは困難な道のりの末に得たものだ。会社挙げてのプロジェクトに多大な時間を費やした後、CIOはその代償に見合うだけのメリットを見つけ出そうと躍起になる。ほぼどのようなERP(またはCRMSFABPMなど)についても、後になってプロジェクト管理者に、もし違ったやり方でやるとしたらどうしていたかと尋ねた場合、答えは大抵同じだ。

 「ソフトウェアをカスタマイズしない!」

 この結論にもかかわらず、組織がERP(またはCRM、SFA、BPMなど)選定と導入のプロジェクトに着手するたびに、ERPソフトウェアで自社の事業特有の局面を処理できなければならないという前提が浮上する。

 大規模なシステム導入を幾つか手掛け(そして膨大な数のプロジェクトのコンサルティングを担当し)た経験を基に、わたしはビジネス/ITプロジェクト簡素化のためのモデルを編み出した。このモデルは、どこまで標準の機能を受け入れ、どこをカスタマイズするのが理にかなっているかについて、合理的な判断を下す確率を高めるのが狙いだ。ERP導入の場合、このアプローチを使えばプロジェクトにかかる時間は最大で50%、予算は最大40%削減できることが分かっている。

 前置きはこれくらいにして、このモデル(ニコライゼン・モデルと命名)を紹介しよう。表の縦軸は市場差別化への貢献度を、横軸は業務のミッションクリティカル度を示している。

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news051.jpg

「SATORI」が機能アップデート、シナリオ機能を強化
SATORIはマーケティングオートメーションツール「SATORI」の機能アップデートを発表した。

news012.jpg

AIで社会課題を抽出して国会議員に届けてみた結果――東大・電通PR・ホットリンク調べ
国会議員の政策策定にもAIを活用する日がくるかもしれません。

news028.jpg

電通が分類する30の「メディアライフスタイル」はなぜ生まれたのか、ここから何が見えてくるのか
電通メディアイノベーションラボが類型化する30の「メディアライフスタイル」。これによ...