低コストで実現する柔軟性を備えた次世代企業Linuxとはノベル「SUSE Linux Enterprise Server 11」

これからのエンタープライズLinuxにおける必須条件は、コストを最低限に抑えつつ、ほかの商用技術との相互運用性と、各種ハイパーバイザーへの親和性、加えてエンタープライズクオリティを満たす確実なサポートが得られることだ。

2009年08月24日 00時00分 公開
[TechTarget]

 ミッションクリティカルなシステムや大規模基幹システムにおいても、Linuxを用いたサーバはもはや常識となりつつある。そもそもユーザーにとって、大規模基幹システムでLinuxを利用する最大の目的は、システムにかかわる定常コストを大幅に削減するということだろう。しかしユーザーはLinuxによる真のメリットを享受しているのか、Linux活用の現状は限定的なものといわざるを得ないのではないだろうか、といった疑問を呈する専門家も多い。ノベルのアカウント営業統括部でデータセンターソリューションのテクノロジースペシャリストを務める鈴木広紀氏は次のように語る。「現状のLinux運用の定常コスト(ライセンスコストや運用コスト)はまだエンタープライズLinuxとしてのメリットを十分に発揮できていない。現状のシステムを見つめなおし適切な選択を行うことにより定常コストは現状の半分以下に抑えることが十分可能です」

 Linuxによる真のメリットを享受する。これを実現する方法として、まず2つのポイントが挙げられる。1つはWindowsとの統合運用を視野に入れた「マルチプラットフォームによる運用性」だ。システム間の連携が強化され、システムごとの管理では間に合わなくなった現状では、Linux、Windowsをシームレスに監視できる環境は必須といえる。そして2つ目は次世代の仮想化システムも視野に入れた「特定の物理・仮想環境に依存しない遍在性」という要素だ。数年後にはどのハイパーバイザーが優勢となっているか分からない状況では、SUSE Linux Enterpriseのような、カメレオンのごとくどのような環境にも適応する能力こそ不可欠なものとなる。

 昨今増加を続ける「Linux活用のメリットを最大化したい」というユーザーが指標とする上記2つのポイントを満たし、さらに独自のサービスでそのニーズに応えるのが、ノベルの「SUSE Linux Enterprise Server」とそれに関連する一連のサービスだ。


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