デスクトップ仮想化

デスクトップの仮想化とは、各ユーザーに分散していたデスクトップPC内のOSやデータ、アプリケーションをサーバやデータセンターに集約し、仮想デスクトップとしてクライアント端末からリモート接続できる技術のこと。管理のために専用端末を要さず、重要なデータを集中管理することで、OSやアプリケーションのメンテナンス、印刷やコピーの制御などセキュリティ対策を一元化できるメリットがある。

2010年07月06日 18時01分 公開
[ITmedia]

記事一覧

デスクトップ仮想化導入に関するアンケート調査リポート

まだ見えぬ「デスクトップ仮想化元年」

TechTargetジャパンでは今回、デスクトップ仮想化に関する会員アンケートを実施した。サーバ/クライアント型でデスクトップ仮想化を導入している企業は12%という結果だった。


VDI導入事例:三菱東京UFJ銀行

PCでのOA環境を「仮想デスクトップ」へ。三菱東京UFJ銀行VDIシステムの全容

三菱東京UFJ銀行は2010年春、VMware製品を中核にしたVDIシステムを構築した。同行は今後PCでのOA環境を順次仮想デスクトップへ移行する計画だ。


デスクトップ仮想化製品紹介【第1回】

デスクトップ仮想化の仕組みとメリット

企業の経営課題であるコンプライアンスの強化や情報漏えい対策を背景に、デスクトップ環境を集中管理する仕組み「デスクトップ仮想化」が注目を集めている。


デスクトップ仮想化製品紹介【第2回】

シンプルなインタフェースと優れた表示品質を提供するVMware View

ヴイエムウェアの仮想化環境vSphere 4を基盤にしたデスクトップ仮想化ソリューションVMware Viewの特長とライセンス体系について解説する。


デスクトップ仮想化製品紹介【第3回】

柔軟な操作性を備えたCitrix XenDesktop、仕組みとライセンス

Citrix XenDesktopは、マルチメディア系の処理を可能にした通信プロトコルやプリンタドライバ機能などを搭載し、最新のテクノロジーを駆使した仮想デスクトップの利用が可能である。


デスクトップ仮想化って何?(前編)

デスクトップ仮想化がもたらす柔軟で堅固なIT基盤

2010年が元年といわれるほど注目されているデスクトップ仮想化。かつて期待されたシンクライアントやサーバベースコンピューティングとは何が異なるのか。


デスクトップ仮想化って何?(後編)

どれを選ぶか 3大ベンダーのデスクトップ仮想化技術比較

世界3大仮想化ベンダーであるヴイエムウェア、シトリックス、マイクロソフト各社のデスクトップ仮想化ソリューションの特長を見ながら、選択に役立つポイントについて考えてみたい。


Vistaの非互換性対策で導入したいが

デスクトップ仮想化プロジェクトの難しさ

サーバ仮想化とは異なり、デスクトップ仮想化については、IT部門がコスト削減やIT生産性の向上といったメリットを証明する根拠となる、確固たる事例や調査データがない。


ソフトウェアアシュアランス(SA)が必要?

デスクトップ仮想化で必要になるWindowsライセンスは?

デスクトップ仮想化環境をMicrosoftのライセンス契約を順守しつつ運用するのは、決して容易なことではない。仮想化環境での複雑なライセンス体系を解説しよう。


管理性とセキュリティが売り

デスクトップ仮想化を推進するVMware

VMwareのVDI担当者が、デスクトップ仮想化のさまざまな形態を説明し、VDIとターミナルサービスとの違いやコスト問題などについて語った。


DaaSの実現に向けて

仮想デスクトップインフラとプライベートクラウド

プライベートクラウドに仮想デスクトップインフラを配備するに当たって、標準化する必要のある技術やワークフローについて解説する。


NEWS

シトリックス、2010年はデスクトップ仮想化事業に注力

シトリックスは2010年、国内のデスクトップ仮想化市場に本格的に参入する。営業力を強化し、XenAppユーザーに対しXenDesktop 4へのアップセリングを推進する。