増殖するPCデータを確実にオンラインバックアップするにはクライアントバックアップソリューション「Backup for PC」

業務にPCを活用することが当たり前になり、PC上にはさまざまな業務データが保存されるようになった。しかし、それらのデータを確実に、かつ安全にバックアップできている企業は、案外少ないようだ。

2010年10月20日 00時00分 公開
[ITmedia]

クライアントPCデータバックアップの現状

 企業データのバックアップというと、どうしてもサーバのバックアップを連想しがちだ。しかし、クライアントPC上にも多くの重要データが保管されていることが見過ごされてはいないだろうか? 近年のPCの性能向上には目覚ましいものがある。高性能CPUの搭載は複雑で高機能なアプリケーションの利用を可能にし、内蔵HDDの容量は今や100Gバイトを超えるものもある。その結果、極めて大量のデータをPC上に保管しておくことが可能になった。

 こうしたデータを確実にバックアップするために、ネットワーク経由で自動的にバックアップ処理を行うツールがさまざまなベンダーから提供されている。しかし、クライアントPCの台数とその中に保管されるデータ容量は増える一方で、そのバックアップに要するストレージ容量とネットワーク帯域はかさむばかりだ。従って、より効率よく、かつ確実にクライアントPCのオンラインバックアップを行うことができるソリューションが求められているのだ。

ネットワークとストレージコストを削減させる特許技術

 こうした中、ワールドワイドで300万台の導入実績を誇るクライアントバックアップツールが注目を集めている。それが、アイロンマウンテンデジタルの「Backup for PC」だ。強固なセキュリティ機能や独自の圧縮技術など、他製品とは一線を画す特徴を紹介しよう。

最新のセキュリティで企業データを保護

 Backup for PCは、バックアップ対象のデータを米国政府公認レベルの128bit Advanced Encryption Standard(AES暗号)によって暗号化する。データ送信中やバックアップサーバに保管している間も暗号化されているため、高いセキュリティレベルでの運用が可能だ。また、PC上のファイルを「Microsoft Encryption File System(EFS)」で暗号化している場合、Backup for PCエージェントはこれらのファイルをEFSで暗号化された状態でバックアップする。

画像 Backup For PCの基本機能と各コンポーネントの動作《クリックで拡大》

特許技術の採用でバックアップデータ容量を最大85%まで圧縮

 Backup for PCは、以下のような特許技術を採用したバックアップ機能により、バックアップに伴うさまざまなコスト削減を実現している。

機能名 バックアップ手法 詳細
Delta Block 増分バックアップ データを更新した場合、変更されたファイルの変更されたブロックのみをバックアップする機能。バックアップのデータ容量を大幅に圧縮し、バックアップサーバのストレージ容量削減に寄与する。
SendOnce 重複排除バックアップ 同一ファイルが複数のPCに存在する場合、1つだけをバックアップし、残りの重複ファイルのバックアップを省略する機能。同一データのバックアップを省略することでストレージ容量を削減でき、サーバ負担も軽減できる。

 これらの機能により、バックアップデータ容量を最大85%まで圧縮することができるため、ストレージ量の削減、データ転送時間やバックアップ時間の短縮、ネットワーク負荷の軽減などを可能にしている。

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企業データを確実に保護するために極めて重要なクライアントバックアップ。そのポイントは、ユーザーの利便性を犠牲にすることなく、かつ確実で安全なバックアップを実現できるソリューションを選ぶことである。

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