2010年11月26日 19時35分 UPDATE
ニュース

NEWSチェック・ポイントが目指すモバイル時代の統合セキュリティ、iPhone対応の新モジュールを発表

提供するSoftware Bladeの新モジュールとして、iPhone、iPadに対応したセキュリティ製品を発表した。専用ソフトを通じて、社内システムに容易かつセキュアにアクセス可能となる。

[上口翔子,TechTargetジャパン]

 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは11月25日、モバイル端末向けにセキュアなアクセス環境を提供する新ソリューション「Mobile Access Software Blade」を発表した。同日より提供を開始し、価格は20万円(税別)から。

 同ソリューションは、対応するモバイル端末から社内システムへのアクセス時に、SSL-VPN通信とデバイス、ユーザー認証機能を提供するものである。現在はAppleiPhone、iPadおよびWindows PCにのみ対応しているが、Android、Symbian端末にも2011年第1四半期をめどに対応する予定だ。

 同ソリューションを利用するにはまず、ユーザー側で、専用の無償クライアントソフト「Check Point Mobile」をインストールする(Apple製品の場合はiOS端末向けのアプリケーションストア「App Store」からインストール可)。Check Point Mobileは、管理者が許可した社内アプリケーションへのアクセス用ポータルとして機能するものである。管理者側では、Mobile Access Software Bladeの管理画面上で事前にポリシーを設定し、その後、アクセスを許可するユーザーにSMSなどで認証キーを割り当てる。ユーザーは受け取った認証キーを基にCheck Point Mobileの認証を行うことで、同アプリを通じて許可された社内システムへアクセス可能となる。

sk_chack001.jpgalt Mobile Access Software Blade。ユーザー側の設定手順(左)と管理者側の設定手順(右)

チェック・ポイントが目指すモバイル時代のセキュリティ

 Mobile Access Software Bladeは、同社が提供するSoftware Bladeの新モジュールに位置付けられる。Software Bladeは、1台のゲートウェイアプライアンス上で複数のセキュリティ機能(モジュール)が利用できる点を特徴とした提供形態で、今回のモバイルアクセス製品のほかにも、ファイアウォールVPN、Webアプリケーション制御、DLPなどさまざまなセキュリティ機能がモジュール単位で購入できる。よって、Software Bladeの既存ユーザーであれば、ハードウェアコストを抑えられ、さらにすべての運用管理が同一コンソール上で行えるメリットがある。

 同社が目指すセキュリティソリューションは、各セキュリティ機能が個別に存在する従来の形式ではなく、単一のアーキテクチャ上で管理、ポリシーを運用できる統合型のセキュリティだ。今後も「効率性」「容易」「高安全性」に注力しながら、Software Bladeでセキュリティ技術の統合を進めていくとしている。

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news018.jpg

エクスペリエンスは「場」から「時間」へ――エクスペリエンス×IoTのメカニズム
顧客の過去・現在・未来のエクスペリエンスは「データ」を媒介にして1本の「時間」の軸で...

news021.jpg

選挙の情報収集手段 10代はインターネットが7割、主婦はテレビが8割超
投票だよ、おっ母さん。わが国、そして世界のそこかしこで政治の季節を迎えつつある昨今...

news108.jpg

マーケティングオートメーション「ListFinder」、セミナー管理機能を追加
イノベーションは、B2Bに特化したマーケティングオートメーションツール「ListFinder」に...