2011年04月19日 14時54分 UPDATE
ニュース

NEWSマカフィー、サイバー攻撃対抗でシーメンスの産業オートメーション事業部と提携

特定の産業用システムを攻撃するワーム「Stuxnet」の標的となった機器を含むシーメンスの制御システムと、マカフィーのセキュリティ製品を相互運用する。

[TechTargetジャパン]

 米マカフィーは4月19日、FA(ファクトリーオートメーション)機器などを扱う独シーメンスの産業オートメーション事業部と提携したと発表した。重要インフラやグローバルで利用する製造業の制御システムを狙う標的型サイバー攻撃に対抗する取り組み。同事業部のシステムと、マカフィーのアプリケーション制御ソリューション「McAfee Application Control」の相互運用性を認定したという。なお、今回認定を受けたシステムには、工場などの重要インフラを狙い、2010年7月に発生した「Stuxnet攻撃」で標的となったSimatic WINCC SCADAシステムも含まれる。

 従来、製造業の制御システムなどの機器は、オフラインで動作することが多く一般のIT機器のようにサイバー犯罪者の標的となることはなかった。だがStuxnetのような標的型攻撃が発生したことで、今後は一般的なITセキュリティと同等の手法を取るなど、セキュリティ対策の見直しが求められている。

 McAfee Application Controlは、ホワイトリスティング型のアプリケーション制御ソリューション。カーネルをロックダウンする方法でシステムを保護するため、リソースに対する影響を最小限に抑えつつ、不正なコードやゼロデイ攻撃に対抗するという。マルウェアが制御システムの管理システムにロードされない限り制御装置に拡散しないため、工場のライン稼働には影響を与えないとしている。

この記事が気に入ったらTechTargetジャパンに「いいね!」しよう

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news027.jpg

インターネット広告PMP取引市場規模、2021年には約3倍に――サイバーエージェント子会社が予測
サイバーエージェント子会社のAJAは国内PMPの市場動向調査を実施。その結果を発表した。

news025.jpg

電通ダイレクトフォース、コマース機能付きインタラクティブ動画を制作できる「EICHI ビデオコマース」を提供
電通ダイレクトフォースは、コマース機能を実装したインタラクティブ動画を制作・配信で...

news019.jpg

電通など3社、Instagram動画広告の制作・配信ソリューションを提供
電通デジタルと電通、TWIN PLANETの3社は、「Instagram」の動画広告を制作・配信するソリ...