2011年06月15日 15時45分 UPDATE
ニュース

NEWS:MELSEC-QとつながるクラウドERP「IFS Applications」

現場の実績値を自動でERPに送信し、管理・分析の精度を高めるクラウド型ERP。日本企業のアジア進出を支援する切り札になるか。

[原田美穂,TechTargetジャパン]

 三菱電機とNECは2011年6月15日、生産管理システム分野のクラウドサービス事業での協業を発表した。

 具体的には、NECが提供するERPパッケージ「IFS Applications」と三菱電機のMELSEC-QなどのFA制御向けシーケンサを組み合わせることで、シーケンサ側が持つ実績値をERP側に送信し、生産進捗・設備稼働・品質・エネルギー使用量などの管理に役立てる。

 IFS Applicationsは、スウェーデンを拠点とするIndustrial and Financial Systems(以降、IFS)が開発するERPパッケージ。NECではIFSと共同で日本企業特有のニーズに適応する機能(手形機能や製番機能など)やグローバル需給調整機能を独自に追加し、日本企業向けの使い勝手を確保している。個々の機能がモジュール化されており、選択的に利用できるなどの特徴を持つ。オンプレミス型のほか、SaaS型サービスとしても提供している。

 一方の三菱電機が提供するMELSEC-Qに代表されるFA機器は、日本企業での導入シェアが大きいほか、実績値を収集・分析可能なデータロガーユニットも提供している。同製品単体での分析のほか、CSVファイル形式などの一般的な文書フォーマットで書き出しも可能だ。

 今回の協業発表を機に、両社は実績情報をクラウド型ERP IFS Applicationsと連携し、さまざまな加工・データ連携を可能にするクラウドサービスを、日本国内およびアジア地域を中心に共同で提案していくという。

IFS Applicationsの機能モジュール概念図 IFS Applicationsの機能モジュール概念図(NECのWebサイトの製品資料から引用)

関連ホワイトペーパー

生産管理


この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news011.jpg

今どきシニア、半数が帰省してくる子や孫の交通費を負担――あおぞら銀行調べ
あおぞら銀行は、55〜74歳の男女約2000人を対象に「シニアのリアル調査」を実施し、結果...

news040.jpg

AIが業務要件に合わせてテキスト解析、データセクションがサービス提供
データセクションは、顧客の抱える課題や要望に合わせてカスタマイズ可能なAIテキスト解...

news015.jpg

バーチャルYouTuberが半年で4000人以上に――ユーザーローカル調べ
ユーザーローカルはCyberVと協力し、バーチャルYouTuberの市場成長ついて分析しました。