2011年08月26日 08時00分 UPDATE
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NEWSTwitter利用も守るウイルスバスター2012、Android版も登場

トレンドマイクロは、2012年版のウイルスバスターを発表した。SNSプロテクトションやリポート機能を追加し、クラウド技術による軽快性も強化。紛失・盗難対策などを備えるAndroid版も正式リリースした。

[上口翔子,TechTargetジャパン]

 トレンドマイクロは8月25日、個人向けセキュリティ総合対策ソフトの新版「ウイルスバスター2012 クラウド」を発表した。製品名に“クラウド”を添えて2代目となる2012年版は、2011年版と比較してメモリ使用量を42%、フルスキャン時間を48%削減するなど、端末への負荷を軽減。セキュリティ機能の強化として、TwitterやFacebook利用時にリンク先サイトの安全性を確認できる機能などを追加した。

画像 ウイルスバスター2012、PC向けとAndroid端末向けの同梱版パッケージ

 ウイルスバスターは、Web上の評判を基に安全性を評価するクラウド技術「レピュテーション」を基にしたセキュリティ対策ソフト。それにより、端末に掛かる負荷を最小限に抑えながら外部・内部の脅威にリアルタイムに対抗できる点を特徴としている。2012年版では加えて、「SNSプロテクション」や「原因分析リポート」などの機能を追加した。

 SNSプロテクションは、Web検索やWebメール、インスタントメッセンジャー上に張られたURLを緑(安全)、赤(危険)、黄色(不正の疑いあり)の3段階で評価し、ユーザーが危険なWebサイトへアクセスするのを防ぐ機能。同社の調べによると、SNS利用者の2人に1人は、友人がSNSで投稿した短縮URL(見ただけでは安全性が識別不可能なURL)を特に気にせずクリックしているという。「この機能で視覚的にURLの飛び先の安全性を確認することで、不正プログラムの感染や成り済まし不正URLが拡散するリスクを軽減できる」(トレンドマイクロ)とする。

 なお、同機能はWebブラウザのプラグインとして機能するため、ユーザー側で特別な設定や操作をする必要はない。

画像 SNSプロテクション有効時の画面(Twitterの場合)。Facebook、mixi、Myspaceにも対応している

 原因分析リポートは、検出した不正ファイルの侵入・作成経路を図示する機能。これまでは危険を確認した際にアラートで不正ファイルの存在のみを確認していたが、この機能により、いつ、どのファイルがどこから侵入したのかを把握可能となった。

ウイルス対策と盗難・紛失対策がワンパッケージになったAndroid版

 PC向けに加えて、2012年版からはAndroid端末向けのセキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター モバイル for Android」もラインアップに加わった。これは、5月からβ版として提供していた無償版ソフトに、紛失・盗難対策を加えて有償化ものとなる。

 主な機能は、専用Webポータルから端末の位置情報確認やロック、データ削除ができる「紛失・盗難対策」、不正なアプリを検知・削除を促す「不正アプリ対策」、フィッシングなどの不正なWebサイトをブロックする「Web脅威対策」。Android向けのセキュリティ対策ソフト(アプリケーション)は複数ベンダーが発表しているが、ウイルスバスター モバイル for Androidは、ウイルス対策機能とポータル付きの紛失・盗難対策機能をセットで提供している点が特徴となる。

ALTALTALT ウイルスバスター モバイル for Androidの画面サンプル
画像 専用ポータルで端末の位置情報を確認

 提供開始日は、PC向け、Android端末向けともに9月2日。量販店やトレンドマイクロのオンラインショップで購入できる(オンラインでは既に提供を開始している)。価格(1年版、税込み)はPC向けが5980円。Android端末向けが2980円。両製品の同梱版も用意しており、価格は7980円。

画像 左からウイルスバスター2012発表会に登壇した取締役 日本地域担当の大三川 彰彦氏、ウイルスバスターガールのモデル 山本美月さん、コンシューマ&SBマーケティング部プロダクトマネージャーの吉井直子氏

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