2011年10月18日 09時00分 UPDATE
特集/連載

「スループットが改善するよ」派と「高いよ」派SMBが10ギガビットイーサネットへ移行するメリットはあるのか?

10ギガビットイーサネットに移行する中堅・中小企業も現れ始めた。だが、本当にコストに見合うメリットは得られるのか? 移行に成功した企業、コスト面からメリットを見いだせない企業の意見を聞いた。

[Alan Earls,TechTarget]

 従業員200人の金融サービス企業でIT担当者を務めるウルフガング・ゲーリック氏の場合、10ギガビットイーサネット(10GbE)への移行には何の障害もなかったようだ。

 「他の多くの企業と同様、当社も3年の更新サイクルでITを運用している。2010年はプライベートクラウドの本格導入に伴ってさまざまな可能性を検討し、帯域要求の増大に対応するための重要な基盤が10GbEだと判断した」とゲーリック氏は語る。

 それから8カ月後、同氏はこの選択に満足しており、同社で10GbE技術が順調に稼働しているという。

 「10GbEの導入だけでなく、サーバとネットワークカードも同時に入れ替えたことも貢献した」と同氏は打ち明ける。これにより、システムインタフェース、スループットそして10GbEが提供する伝送能力の間で最大限の互換性が実現されたからだ。

 ゲーリック氏によると、10GbEの導入作業はスムーズに進んだという。

 「導入作業を開始したのは1年近く前だ。1つだけ苦労したのは、光ケーブルではなく既存の銅線をそのまま使うことにしたことだ。そのために調整作業が必要となった他、機器同士の距離も制限された」と同氏は話す。

 しかしコストをめぐる懸念が依然として、中小企業の間での10GbEの普及の障害となっているのが実情だ。

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news054.jpg

アイレップ、フルファネルマーケティングを強化する分析システム「Per-SONAR Powered by Marketia」を提供
アイレップは、フルファネルマーケティングを強化する分析システム「Per-SONAR Powered b...

news008.jpg

Webサイトのスピード改善はUI/UX改善以上に効果あり――ゴルフルダイジェスト・オンライン担当者が断言
Webサイトの表示速度改善は離脱を減らしコンバージョンを増やすために取り組むべき重要課...

news008.jpg

佐藤尚之氏が語る、新規獲得が難しい時代だからこそ「ファン」を大切にすべき理由
これからのマーケティングが「ファンベース」であるべき理由とは何か。コミュニケーショ...