さくらインターネットが導入 次世代クラウドの構築に欠かせないストレージ日本オラクル製品導入事例:さくらインターネット

2011年11月、北海道石狩市に大規模データセンターを開設したさくらインターネット。同社はその設備を生かしたクラウドサービスを提供するため、極めて高い処理性能を実現するストレージを求めていた。

2012年02月06日 00時00分 公開
[ITmedia]

 日本を代表するデータセンター事業者の1つ、さくらインターネットは2011年11月、北海道石狩市に大規模データセンターを新たに開設した。それまで、主に都市型データセンターで専用サーバサービスを提供してきた同社だが、今回の石狩データセンターの開設を機に、郊外型データセンターのコストメリットとスケールメリットをフルに生かしたクラウドサービス「さくらのクラウド」の提供に乗り出した。

 さくらのクラウドは、4000ラック以上という膨大なキャパシティーを持つ石狩データセンターの設備をフルに生かした、大規模なサービスである。当然、それを支えるシステム基盤には、大量のトラフィックを高速かつ安定的に処理できるだけの性能が求められる。特にストレージ装置には、数千〜数万台ものサーバから大量のアクセスが集中するため、極めて高い性能が求められる。

 これからはクラウドサービス事業が発展していくとともに、多くの企業がプライベートクラウド環境を構築する時代となる。さくらインターネットに限らず、システム基盤を担うストレージの要件は厳しくなる一方だ。自社の要件を満たすストレージを選定するために、さくらインターネットが重視したポイントとは何か? 以降でその詳細を見ていこう。


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