ベネフィット・ワンがシステム監視コストを5分の1にできた理由IT運用管理製品「ManageEngine」シリーズ導入事例

福利厚生サービスを提供するパソナグループのベネフィット・ワンは、システム監視の内製化に取り組み、コスト削減を実現した。寄与したのは高機能ながらコストパフォーマンスの高いネットワーク監視ツールだった。

2012年02月20日 00時00分 公開
[ITmedia]
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 会員制Webサイト「ベネフィット・ステーション」を運営するベネフィット・ワンは、福利厚生のアウトソーシングサービスで躍進する福利厚生代行事業者だ。ベネフィット・ステーションを通じて多種多様な宿泊施設やレジャー施設を提供し、交渉から調整、購買までをワンストップで手配する。企業以外にも、企業が顧客向けに提供する付加価値サービスとして、また個人消費者のレジャー総合サイトとしても活用されており、そのターゲット市場は幅広い。

 Webサイトは24時間365日いつでも利用できることから、同サイトを含むシステムの安定稼働は絶対条件だ。だが同社のシステム運用管理を担当するメンバーは少人数。システム安定稼働の負担は小さくなかった。検討した結果、その負担を下げるためにシステム監視のアウトソーシングサービスを利用することを選択した。システム安定運用の確保はできた。しかし、思うようには負担は減らなかった。

 1年間の運用を通して分かったのは、効果以上にコストが掛かることだった。また、情報保護の点からもアウトソースできる範囲が絞られ、システムリソースが不足したときの対処が自動化されていなかったため、結局自社で判断、実施しなければならなかった。これらの問題を解決すべく、内製化してコストを下げ、さらに一歩進んだ運用管理へと移行したい。当然、運用管理負担はなるべく抑える。このような厳しい条件の下、二度目の見直しを開始した。


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