マツダが社内端末1万4000台をWindows 7に移行、その理由と導入効果は?電力コストを2000万円削減、運用管理も効率化

クライアントPCのOSの移行は企業にとって頭痛の種だ。だがOS移行のメリットは決して小さくない。OSの移行を容易にし、攻めのIT施策を実現するための手段を探る。

2012年04月13日 17時30分 公開
[ITmedia]

 オフィスワーカーにとっての必須ツールであるクライアントPC。その稼働基盤であるOSの移行作業は、あらゆる企業にとって頭痛の種だ。クライアントPCは従業員の日常業務を支えるツールだけに、アプリケーションや周辺機器の稼働確認は欠かせない。組織規模が大きくなればなるほど、OS移行に必要な労力は増加する。

 技術革新が急速に進む中、最新のOSが備える機能や能力の高さはあらためて説明するまでもないだろう。クライアントPCを利用する以上、OSの移行作業を避けて通ることは現実には不可能だ。最新OSのメリットを享受するためにも、必要なときにいつでも最新OSに移行できる環境を構築するのが最も望ましい。

 幾多の課題を乗り越え、最新OS移行をいかに成功させるか。1万4000台のクライアントPCをWindows 7に移行することを決断したマツダの取り組みを例に、その解決策を探る。


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