2012年03月30日 09時00分 UPDATE
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システム管理ツール選びの勘所【前編】管理ツールのベンダーロックイン回避がIT部門の負担増を招く

システムの運用管理が重要視される昨今、それをサポートする管理ツール選びが課題になっている。ツールの提供でロックインを狙うベンダーと、それを回避しようとするユーザー。その結果、何が起こったのか?

[Stephen J. Bigelow,TechTarget]

 IT分野で最も広く浸透している変化の1つは、ハードウェア的なスキルよりもシステム管理の能力が重視されるようになってきたことだ。サーバを配備・設定することよりも、サーバとそのコンピュータリソースを理解・運用する能力に対するニーズの方がずっと大きくなってきた。

 この変化を促した2つの大きなファクターが、サーバの仮想化とリモート管理だ。管理者は、コンピューティングリソースを従来のような考え方で捉えることができなくなった。加えて、仮想化によりハードウェアとワークロードとの関係が分かりにくくなった。この変化はシステム管理のハードルを高くした。企業が従来の管理ツールを変更するに当たっては、現実的な目標を設定し、実際的な基準で新しいツールを選択しなければならない。

 システム管理ツールには、特定機能に限定されたシンプルなツールからエンタープライズ環境の管理に対応した高度なフレームワークに至るまで広範な種類が存在する。適切なツールを選択する作業は、適切な目標を設定することから始めるのが基本だ。

 システム管理プロジェクトが障害に突き当たったり頓挫したりする原因として多いのが、新しいツールとその機能に対して非現実的な期待を抱いたために、初期の段階でつまずくというものだ。このため、導入する可能性のある管理ツールを評価するのに先立ち、管理する必要がある要素──これは絶対に把握しておかなければならない情報だ──を注意深く検討することから始めることが重要だ。

ベンダーロックインの可能性

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