2012年04月05日 09時00分 UPDATE
特集/連載

システム管理ツール選びの勘所【後編】システム管理ツール選定時に考慮すべき点は?

システムの運用管理をサポートするシステム管理ツールの導入・運用にもまた、IT部門はコストや手間を負担しなければならない。選択したツールによってこの負担は大きく増減する。

[Stephen J. Bigelow,TechTarget]

 前編「管理ツールのベンダーロックイン回避がIT部門の負担増を招く」では、ベンダーロックインを回避するためにサードパーティー製のシステム管理ツールを選択した結果、逆に負担が増えてしまう可能性やWebインタフェースのツールの問題点を指摘した。

 後編では、あらためてシステム管理ツール選定時に考慮すべき事項を整理する。

基準を明確化する

 システム管理ツールに対して妥当な目標を設定したら、今度は製品を選択する上での基準を検討する必要がある。まず既存のハードウェアを全てサポートすることが必須要件だが、自社のデータセンターで計画中のハードウェアロードマップとツールのロードマップが一致していることも必要だ。

 次のIT更新サイクルで、異なるサーバベンダーあるいはプロセッサプラットフォームへの移行といった重要な変更を計画しているのであれば、管理ツールはその変更に対応できなくてはならない。そうでないと、面倒な(そして高いコストが掛かる)ツールアップグレードの必要性が生じるかもしれない。

 もう1つの重要な基準がツールの特徴と機能だ。米TechTargetの「2010 Data Center Survey」によると、調査に回答したITプロフェッショナルの約82%が管理ツールの選択に当たっては、特徴と機能を重視すると答えている(下図参照)。

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