2012年05月22日 20時00分 UPDATE
ニュース

ガバナンス、リスク、コンプライアンスデロイト トーマツ、「GRC」の体験ラボを開設

IT製品だけではなく、デロイトが蓄積してきたリスク関連サービスの方法論なども試すことができる。

[垣内郁栄,TechTargetジャパン]

 デロイト トーマツ リスクサービスは「GRC」(ガバナンス、リスク、コンプライアンス)に関連するIT製品やサービスを試すことができるネット上の「GRCソリューションラボ」を開設したと5月17日に発表した。IT製品だけではなく、デロイトが蓄積してきたリスク関連サービスの方法論なども試すことができるという。

 同社の代表取締役社長 久保恵一氏はラボの開設について「企業においてリスク管理のカバレッジが広がっている。だが、ツールがないと効率的な対応が難しく、徹底しづらい。そのツールをスムーズに導入するための取り組みだ」と説明した。また、同社 パートナーの丸山満彦氏は、「経営者はリスクやコンプライアンスについてリアルタイムに、さまざまな切り口で知ることが求められている。欧米を中心にGRCソフトウェアの導入が進んでいる」と話した。

ik_tt_01.jpg
ik_tt_02.jpg デロイト トーマツ リスクサービスの代表取締役社長 久保恵一氏(上)と同社 パートナーの丸山満彦氏

 ラボはクラウドインフラの「Amazon Web Services」上に構築されている。利用者は「IBM OpenPages」「RSA Archer eGRC Suite」の2つのGRCソフトウェアを試用可能。デロイトはソフトウェアだけではなく、リスク関連のノウハウや方法論をパッケージした「テンプレート」を用意し、利用者がシナリオを想定して、GRCソフトウェアを試すことができるようにしている。開設時には「ITコンプライアンス対応の効率化」「グローバル製造業向けエンタープライズリスクマネジメント(ERM)」の2つのテンプレートを用意する。

 ラボではクラウド上に利用者が専用の環境を作ることができる。デロイトでは顧客のニーズに応じて、オラクルやトムソン・ロイターなど他社のGRCソフトウェアのラボへの追加も検討するという。同社はGRCソリューションについて2年間で20社への導入を目指す。

ITmedia マーケティング新着記事

news150.jpg

DataRobotとMarketoが連携、AIで業務の自動化と高精度な予測分析を一挙に実現
DataRobot Japanとマルケトは、「Marketo」と「DataRobot」のAPIによる接続検証を行い、...

news097.jpg

HubSpot CMOに聞いたインバウンドマーケティングの新フレームワーク「フライホイール」のこと
HubSpotが提唱するインバウンドマーケティングを実践するための新フレームワークと製品体...

news056.jpg

デジタル投資の意思決定、キーパーソンはCFOに――アクセンチュア調査
アクセンチュアの最新調査によると、企業のデジタル投資に関する意思決定でCFO(最高財務...