災害復旧の切り札、仮想環境のバックアップに潜む「3つの課題」とは?処理負荷と管理性、リカバリの柔軟性に注目

業務システムの稼働環境への適用が進むサーバ仮想化。ただし、仮想環境でのデータのバックアップには注意すべき点がある。仮想環境のバックアップにおける3つの課題と、その解決策を示す。

2012年06月19日 00時00分 公開
[ITmedia]

 日々の企業活動で生産、蓄積され続ける業務データのバックアップは、大規模災害時の事業継続性を確保するうえで不可欠だ。一方、サーバの利用台数が多い中堅以上の企業を中心に、サーバ仮想化によるサーバ統合を進める動きが活発化している。こうした動きを受け、仮想環境におけるバックアップの重要性が急速に高まっている。

 仮想環境でのバックアップを検討する際に見落としてはいけないのが、物理環境との違いに起因する課題の存在だ。サーバ仮想化のメリットを享受しつつ、物理環境と同等のバックアップ環境を実現するにはどうすべきか。仮想環境におけるバックアップで検討すべき3つの課題を整理しつつ、具体的な解決策を紹介する。


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