IAサーバのクラウド型災害対策は「切り替え、リカバリの確実性」で選ぶ災害対策ソリューション「IBM SmarterCloud Virtualized Server Recovery」

IAサーバは既に多くの企業で基幹を担うプラットフォームとなった。ではその災害対策はどうしているだろうか。昨今クラウド型の災害対策が注目されているが、いざというときに確実に復旧できるサービスを選びたい。

2012年08月06日 00時00分 公開
[ITmedia]

 基幹系システムをIAサーバで運用することが一般的になり、さらにサーバ仮想化の普及によりさまざまな業務システムが少数の物理サーバ上に相乗りするようになった今日、IAサーバ環境の災害対策はこれまでになく重要性を増している。にもかかわらず、多くの企業では社内に乱立する物理・仮想サーバの把握すらままならならず、ましてや災害対策までは十分に手が回っていないのが実情ではないだろうか。

 もちろん、IAサーバ特有の難しさもそこには存在する。マルチベンダー製品で構成されたオープン系システムは、そのシステム構成の複雑さ故にシステム保護の仕組みや運用手順がどうしても複雑化しがちだ。また、従来災害対策システムを構築するには、本番環境と全く同じハードウェア構成のシステムをバックアップサイトに構築する必要があった。当然これには少なからぬ投資が必要となる。

 こうした課題の解決策として、特に東日本大震災以降に脚光を浴び始めたのが、クラウドを活用した災害対策ソリューションだ。クラウドの仮想サーバ環境上に本番環境のコピーを保持することで、安価に災害対策を実現するというものだ。しかしこれも、クラウド環境自体の信頼性や、いざというときのフェイルオーバーやフェイルバックの確実性に不安を残すことも多い。クラウドの利点は十分理解しながらも、こうした不安要素を拭えず導入に踏み切れない企業は多いのではないだろうか。


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