セキュリティのクラウド移行にまつわる3つの疑問を解くクラウド移行でコストを半減できる場合も

セキュリティのクラウドサービスは、オンプレミスのセキュリティ対策を置き換える存在になり得るのか。具体的なサービスを例に、メリットや機能、コストの視点から検証する。

2012年10月19日 00時00分 公開
[ITmedia]

 クライアントPCをインターネット経由で操作可能にする「遠隔操作ウイルス」を使い、他人になりすまして掲示板に犯行予告を書き込む事件が国内で発生した。発生したのは個人レベルの事件だが、こうした事件が企業で発生すれば、その影響は甚大になる。

 ウイルスなどのマルウェアは、Webサイトやメールを介してクライアントPCに感染することが多い。マルウェア感染の脅威を防ぐために、Web/メールセキュリティ製品は大いに役立つ。

 現状のWeb/メールセキュリティ製品を見ると、ネットワークゲートウェイにアプライアンスを設置して防御する方式が一般的である。ただし、アプライアンスは、導入時の設計が難しく、運用負荷も大きいという課題がある。こうした課題を乗り越える手段が、セキュリティのクラウドサービスである。

 もっとも、セキュリティのクラウドサービスは登場から日が浅いこともあり、採用の前に確認すべき点は多い。クラウドでセキュリティ対策をするメリットとはそもそも何か。機能面でオンプレミスよりも劣る可能性はないのか。コストはどのくらい掛かるのか。具体的なサービスを例に挙げながら、こうした疑問を解き明かしていこう。


提供:ソフトバンク・テクノロジー株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTarget編集部