Excelによる構成管理からの脱却、Oracle Database運用のコツとは?金融系企業の事例を紹介

システム数やデータ量の増加に伴い増え続けるデータベース。本番・開発・テスト環境で100以上のデータベースを保有している企業も多い。数と複雑さの増加に伴うさまざまな課題は、運用管理ツールで容易に解決できる。

2012年11月30日 00時00分 公開
[ITmedia]

 Oracle Databaseの管理、運用といえば、「Oracle Enterprise Manager」というツールの名前を聞いたことがあるだろう。Oracle Databaseのパフォーマンス管理やシステム運用、自動診断などを提供する製品で、Oracle Databaseのプロフェッショナルにはおなじみの製品だ。

 Oracle Enterprise Managerには、データベースの監視や性能問題を解決する「Diagnostics Pack」「Tuning Pack」という製品があり、ITシステムの多くの課題を解決する製品として現場で使われている。本記事ではそれらに加え、企業で進む共通データベース基盤管理に不可欠な「データベース構成管理」をカバーする「Database Lifecycle Management Pack」を紹介しよう。いずれの製品も、増加し続けるメンテナンス負荷を軽減し、貴重な人的資源である「スキルの高いデータベース管理者」に余裕を与えるためのツールだ。

 今回紹介するのは、ある金融系企業の運用上の課題「性能問題をどう解決すべきか」、そして「構成管理においてOracleエキスパートの負荷をいかに減らすか」を解決した事例だ。決して人ごとではない「データベース運用のあるある」を、Oracle Enterprise Managerはどのように解決したのだろうか。


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