Windows 8の登場でタッチ操作に対する関心が高まっている。だがそのためにはタッチ操作対応スクリーンが必要だ。タッチ操作非対応の端末でも、タッチ操作を行う方法はないのだろうか。
タッチ操作技術はこの10年で大きく普及した。けん引役となってきたのは米Appleだ。しかしこの技術は「タッチ入力を認識できるスクリーン」という利用要件がある。そしてタッチ操作対応スクリーンの価格はまだ高価だ。
では、タッチ操作非対応の端末でタッチ操作技術を利用する方法はないのだろうか。例えばWindows 8をデスクトップPCにインストールしたが、タッチスクリーンやトラックパッドといったタッチ操作対応デバイスがないような場合だ。そうした問題の1つの解決策となるのが、米Autodeskの新しいデバイスだ。
Autodeskはエンジニアや建築家が使うCADソフトウェア「AutoCAD」で有名なベンダーだ。同社の研究者は米国のアルバータ大学、カナダのトロント大学と協力し、「Magic Finger」というデバイスを開発した。
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