スマートデバイスを活用した、“サ高住”向け入居者情報管理サービスNEWS

入居者の迅速な安否確認や支援サービス依頼、フロントスタッフの業務効率の向上などを支援する。

2013年02月08日 15時30分 公開
[TechTargetジャパン]

 シーエスアイと連結子会社エル・アレンジ北海道は2月4日、サービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)の入居者情報管理システム「La・サンフラワー」を販売開始した。入居者の安否確認や生活相談訪問日などの情報をスマートデバイスで管理できる。

 La・サンフラワーでは、サ高住の全戸にスマートデバイスを配布。入居者はスマートデバイスを使い、安否確認や生活相談訪問日、食事サービス管理、フロントスタッフへの依頼などを伝達する。また、フロントスタッフは入居者の安否情報、緊急時や災害時の情報を家族などにメール通知できる。エル・アレンジ北海道は、定期的に各戸へ訪問し、機器の操作や配置薬、健康食品の販売をサポートする。

La・サンフラワーの主な提供機能
機能名 概要
基本サービス 安否確認、生活相談希望日程依頼、回覧板などの伝達
特別サービス 買物支援、食事依頼などの支援サービス
フロントスタッフ依頼 入居住宅のフロントスタッフへの支援依頼
訪問サポートサービス エル・アレンジ北海道が訪問サポートを行う
特殊支援機能 緊急/災害時の入居者情報の提供、シーエスアイが提供する電子カルテ「MI・RA・Isシリーズ」、健康・医療ソリューション「Health Clover」との連携
photo 画面イメージ

 La・サンフラワーの初期導入費用は、1700円(1戸当たり、以下同)。また、月額利用料としてスマートデバイスのレンタル料(2400円から)と、La・サンフラワー利用料(2700円から)などが発生する。別途、施設内の無線LAN環境の費用が必要。

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