仮想/物理サーバが混在する環境を少人数で安定運用する秘訣に迫る統合監視ツール「ManageEngine OpManager」導入事例

今日では当たり前となった仮想サーバだが、数が増えるにつれて運用監視が大きな課題となる。物理サーバも含めて一元的に監視したいが、コストも人員も限られている。この課題を解決した企業の事例を紹介しよう。

2013年05月13日 12時00分 公開
[ITmedia]
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 ITシステムは複雑に、そして大規模になってきた。これをシンプルにする目的で導入されてきたのが仮想サーバだ。インフラをスピーディに提供できるし、コスト削減にもなる。運用担当者にとってもメリットの大きい仮想サーバだが、監視もシンプルになったわけではない。仮想ホストの障害が全ての仮想ゲストに及ぶため、きめ細かな監視が必須となる。さらに、他の物理サーバと一元的に監視したいとなると、そのハードルはさらに高くなる。

 総合アシスタンスサービスを提供するミレア・モンディアルでもこのような課題を抱えていた。同社は、世界有数の2つの総合保険グループ、東京海上ホールディングスとAllianz Global Assistance S.A.Sを株主(株式比率50:50%)とするジョイントベンチャーである。「事業の拡大があまりに急激で、追われるようにシステムを拡充してきたひずみが運用監視に現れていました」と、同社 情報システム部 インフラサポート課 調査役 浜村光春氏は振り返る。

 物理サーバと仮想サーバを合わせて約100台運用し、サーバ付属の監視ツールを利用してきたが、効率が悪くシステムの安定性にも不安があった。同社はこの問題をどうやって解決したのか。以降で詳しく見ていこう。


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