XPサポート終了後、劇的に変わるクライアント端末の運用モバイルファーストが実現するワークプレース環境の変革

2014年4月に終了するWindows XPのサポート。サポート切れを踏まえた端末更改とモバイル端末の活用を関係付けることで、既存システムの運用課題を改善できるチャンスとなることをご存じだろうか。

2013年06月20日 00時00分 公開
[ITmedia]

 システム部門の頭を悩ます“あの日”が迫っている――マイクロソフトがWindows XPおよびInternet Explorer 6、Office 2003のサポートを終える「2014年4月9日」である。

 2001年10月に発表されたWindows XPは、企業のクライアントPCの中核OSとして長く利用されてきた。同OSのサポート終了がユーザー企業に与えるインパクトは大きい。例えば、セキュリティパッチが提供されなくなりOSの脆弱性への対処手段が失われ、インターネットに接続したクライアントPCを外部攻撃やウイルスなどから保護できなくなる可能性がある。また、Windows XPの利用を継続することで、新しいOSやブラウザを前提として提供されるITサービスの機能を活用できなくなることも起き始めている。

 企業のシステム部門にとってWindows XPのサポート切れを踏まえて何らかの対策を講じることは“重要な責務”だ。加えて、急速に利用が拡大しているモバイル端末の適切な活用、運用管理も求められている。一見、関連性のないように見えるこの2つのテーマだが、これを契機に企業のワークプレース環境を変革するチャンスが潜んでいる。


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