2013年07月12日 08時00分 UPDATE
特集/連載

単なるレガシーアプリケーションの移行は無意味事例で分かる“パブリッククラウドに向かない”企業の特徴

ある調査会社の予想では「2015年まで年率27.6%で成長する」といわれるパブリッククラウド市場。企業導入は増える一方だが、米TechTargetの調査では全体的に縮小傾向にあるという逆の結果が出た。その違いとは?

[Beth Parisau,TechTarget]

 仮想データセンターを自社で運用するだけの専門知識を持ち合わせているIT部門の場合、パブリッククラウドに移行しても、それほど大きなメリットは得られない可能性がある。レガシーアプリケーションに関しては、なおさらだ。

 ITサービス管理とシステムエンジニアリングを手掛ける米Windward IT SolutionsのCEO、ショーン・マクダーモット氏は次のように指摘する。「パブリッククラウドで柔軟性を得ることと、月額料金という形で余計なコスト負担を強いられることの差は紙一重だ。クラウドへの移行が一筋縄ではいかないのは、言うまでもない」

 Windwardは現在、CRM(顧客関係管理)に米Salesforce.comのソリューションを活用している。だがオンプレミスの可能性も含め、他の選択肢も検討中という。CRMアプリケーションを自社で運用管理するだけの専門知識を持ち合わせた、ITに強い企業であることを考慮すると、1ユーザー当たり125ドルの利用料金を毎月Salesforceに支払うことを正当化するのが徐々に難しくなっているのだ。

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news042.jpg

訪日外国人観光客が礼賛、おもてなし力が高い日本の都市トップ10――Airbnb調査
訪日外国人旅行者の目的が体験型消費に移行しつつあるといわれる中、どのような都市が高...

news033.jpg

Facebook日本進出から10年、個人情報不正利用問題が広告事業に与える影響は?
Facebook日本進出10周年に当たり、フェイスブックジャパンは記者向けの説明会を開催。気...

news114.jpg

LINE、QRコード読み込みで即時抽選ができる店頭販促支援サービス「LINEインスタントウィン」を提供
LINEは、「LINE」を活用した店頭販促ソリューション「LINE SP Solutions」の新メニューと...