データ統合で「必要な時に必要なデータを」、成功企業の実例はシンプルなデータレプリケーションが成功の鍵

データ分析を考える際に欠かせないのが分析対象のデータを集める「データ統合」だ。世界のビッグデータ先進企業はこのデータ統合に注目している。海外や国内成功企業の事例と共に最新ソリューションを紹介する。

2013年08月01日 00時30分 公開
[ITmedia]

 IT業界だけでなく、一般にも広く知られるようになった「ビッグデータ」だが、そもそもビッグデータを活用して精度の高い分析を迅速に行うためには手元にデータがなければならない。ところがこの「必要な時に必要なデータがそろっている」という状態を実現することはそう簡単ではない。さまざまな場所に点在するデータソース、そこにある大量のデータを分析者の手元に漏れなくそろえるには、従来の夜間バッチや手組みのETLシステムではどうにも手間と時間がかかり過ぎ、また、その精度も決して高いとはいえないからだ。

 分析にとりかかる前に、再び新たなデータが蓄積するようでは、とてもビッグデータ時代にふさわしい正確で迅速なデータ分析などは望めない。海外ではビッグデータ時代の分析に注目する企業の間でこのような問題意識が浮上。適切なデータ分析のための「データ統合」に注目する企業が増えている。ビッグデータ事例が増えつつある日本企業もこのデータ統合への関心が増加しつつある。主要な調査会社もデータ統合の市場規模について2桁以上の成長が続くことを予測している。データ統合自体は従来からある技術だが、企業が注目しているのは「リアルタイム(Real Time)よりもライトタイム(Right Time)の分析を可能にするデータ統合ソリューションだ」とデータ統合のエキスパートは話す。ライトタイムを実現するソリューションとは?


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