失敗しない仮想化/クラウド環境の障害対策とは?低コストかつ容易で中堅企業に最適な選択肢

仮想化環境やクラウドの普及とともにシステム障害対策の在り方も多様化している。一方で、多大なコストを掛けられないのも企業の実情だ。仮想化/クラウド環境における障害対策のベストプラクティスを探る。

2013年08月09日 00時00分 公開
[ITmedia]

 昨今、企業の業務システムにおいて仮想サーバの導入が急速に拡大している。仮想化環境をベースにした新たなプラットフォームとして、プライベートクラウドを基幹系システムに適用する企業も増加しつつある。また、こうしたニーズに対応するため、クラウド上にSIビジネスを移行する動きが加速している。

 一方、仮想化/クラウド環境を導入したものの、運用段階でさまざまな問題を抱え、期待された成果を得られないまま“失敗プロジェクト”に終わってしまうケースも少なくない。特にBCP(事業継続計画)の観点から、今まで以上に重要視されているのが「可用性」への対応である。

 例えば、仮想化/クラウド環境では1台の物理サーバに異なるサービスレベルの業務システムを同居させることも珍しくない。この場合、物理サーバが障害や災害などでダウンした際にシステム全体が完全に停止してしまい、業務に重大な影響を及ぼす恐れがある。しかし、仮想化/クラウド環境の可用性向上のために多大なコストを掛けられないのも現実。コストを抑えながら、仮想化/クラウド環境の可用性を向上させるにはどうすればよいのか。そのベストプラクティスを探る。


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