“C世代”の登場が引き起こすマーケティングのパラダイムシフト〜今、企業に求められる新しいマーケティング手法とは?〜 

さまざまなデバイスを駆使し、ネットを通じて情報収集をしながら消費判断をする“ジェネレーションC(C世代)”の増加が市場環境を変えている。企業はC世代にどう対応し、どのようにマーケティングを変えていくべきか。

2013年09月09日 00時00分 公開
[ITmedia]

 「ネットで買い物をする70%の消費者が、ユーザーや知人などの口コミ情報を重視している」「法人向け製品の購入企業の77%が、周囲に相談して購買を決めている」――。

 “ジェネレーションC”とは、さまざまなチャネルやデバイスを駆使してインターネットに常時接続し消費行動を行う、新しい価値観を持った人たちのことを指す。「C」と呼ばれるのは、コンピューター(Computer)とともに育ち、インターネットで多くの人とつながり(Connection)、コミュニティ(Community)を重視し、自分ならではのスタイルや価値を生み出す(Creation)からだ。ところが、彼らの存在感が日増しに大きくなっているにもかかわらず、企業側が従来のマーケティング手法を踏襲したままのケースが多く見られる。例えば、チャネルやデバイスごとに担当が分かれ、相互に密な情報交換ができていない状況や、一方的な情報発信ばかりで、自ら企業情報にアクセスするC世代とのコミュニケーションができていないといった状況に心当たりはないだろうか。

 逆にC世代の心をつかむマーケティング手法をいち早く確立できれば、競合他社に打ち勝ち、飛躍的な成長を目指すことも可能になるだろう。その秘訣はマーケティングとテクノロジーの融合に見ることができる。


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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia マーケティング編集部/掲載内容有効期限:2013年11月8日