小規模環境では注意すべし、VMware vSphere 5.5導入のポイントvCenter SSO周りで変化

「VMware vSphere 5.5」を導入した使用感をリポートする。vSphere 5.1に比べて利用しやすくなった点、設計上の注意しなければならない点をまとめた。

2013年12月26日 08時00分 公開
[宮原 徹,日本仮想化技術]

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VMware vSphere | Active Directory | Hyper-V | 認証 | 仮想化


 前回「これだけ読めばOK! VMware vSphere 5.5の注目すべき変更ポイント」では、「VMware vSphere 5.5」(以下、vSphere 5.5)の機能強化ポイントを解説した。今回は、実際にvSphere 5.5を導入してみての使用感をリポートする。

インストールするための前提条件

 「これだけ読めばOK! VMware vSphere 5.5の注目すべき変更ポイント」で解説したように、vSphere 5.5では認証系を受け持つ「vCenter Single Sign On」(vCenter SSO)周りに大幅な変更が加わっている。この仕様変更によるものか、vSphere 5.5の管理サーバである「vCenter Server 5.5」のWindows版をインストールするための条件が、以下のように変わった。

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