「競争に勝てる」「収益を生む」、これからのITインフラに大切なこと簡単にクラウドを始められるスイート製品に注目

他社との競争に勝ち抜く上で、ITを経営の武器として活用することは不可欠だ。しかし、目の前には「サービスリードタイムの短縮」「運用管理の効率化」、そして「クラウド有効利用」という3つの課題が立ちはだかる。

2014年01月27日 00時00分 公開
[ITmedia]

 企業のITシステムは今、大きな転換点を迎えている。その要因は幾つもある。個人情報の保護や、企業価値の極大化に向けたガバナンス強化など、企業に課される社会的要請が多様化し続けていることもその1つ。

 また、経済活動のグローバル化が進み、競合他社との競争が激しさを増す中、環境変化へのいち早い対応や、新たな価値創出のためのシステムの見直しも、企業が生き残っていく上で不可欠だ。

 では、企業のITシステムはこうした要請にいかに対応すべきなのか。対応策として見逃せないのが自動化やクラウドコンピューティングといった新たなIT技術である。従来、企業では業務の効率化やビジネス継続のためにITシステムが整備されてきた。だが、先進的なIT技術を取り入れることで、多様な要請に柔軟に応えるIT環境を整備できる。また、ビジネスの補助的な役割を超えて、ビジネスの“武器”となるITシステムを具現化することも可能なわけだ。

図1 これからの情報システムの方向性

 ただし、その実現に向けては課題も多い。現状のシステム環境を概観すると、「サービスリードタイムの短縮」「運用管理の効率化」そして、「クラウドの有効利用」の大きな3つの課題が立ちはだかるからだ。

 本稿では、現状のシステムが抱える課題を明らかにするとともに、それらを解決するための具体的な方法論、さらにソリューションまで紹介したい。

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