SDNで機器コストを70%削減した、TOKAIコミュニケーションズの事例InfiniBand接続で広帯域/低遅延のネットワークを実現

データセンター事業を営むTOKAIコミュニケーションズは、従来型IaaSインフラでさまざまなネットワーク課題を抱えていた。全ての課題をクリアすべく導き出した答えは「ネットワーク仮想化技術の活用」である。

2014年03月13日 00時00分 公開
[ITmedia]

 サーバ仮想化技術の進化に伴い、企業におけるIT基盤のクラウド化が急速に進みつつある。CIOが考えるテクノロジー優先課題でも、SaaSやPaaS、IaaSなど「クラウド」への取り組みが上位に挙げられている。その中で、柔軟性や効率性といったクラウドの真のメリットを引き出すためのキーテクノロジーとして、重要性が高まっているのがネットワーク仮想化だ。

 日本オラクルでは、2013年9月にリリースした統合基盤アプライアンス「Oracle Virtual Compute Appliance」において、仮想ネットワーク基盤の「Oracle Virtual Networking」製品を統合。これにより、サーバからストレージ、ネットワークまでを完全に一体化した仮想化統合基盤を実現し、あらゆるアプリケーションの迅速展開、構成環境の再現を可能にしている。

 2014年2月6日に行われた「事例に学ぶ! Oracle 仮想化基盤セミナー」では、このOracle Virtual Networkingの中核製品である仮想化コントローラー「Oracle Fabric Interconnect」を、仮想プラットフォームサービスのネットワーク基盤に導入したTOKAIコミュニケーションズの事例が紹介された。本稿では、TOKAIコミュニケーションズがOracle Fabric Interconnectを導入した背景や導入後の効果、また同製品の機能ポイントなどをリポートする。


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