多様化する医療IT製品・サービス、専用SNSや高性能タブレットが登場「医療クラウド推進コンソーシアム」第2回勉強会リポート

クラウドやスマートフォンの普及により、医療IT市場は拡大している。同市場の開拓に向け、さまざまな企業が独自の強みを生かして事業を展開。各社の取り組みをリポートする。

2014年03月19日 08時00分 公開
[岡崎勝己]

 関連省庁によるガイドラインの策定により、民間企業によるデータセンターへの医療データ保存が解禁された。それを受け、医療分野のクラウドサービス(医療クラウド)への関心が高まっている。一方で、その使い勝手の高さから、タブレット端末などの利用も医療現場で進んでいる。

 医療ITは急速に進化し、多様化を遂げつつある。では現状、どのような製品やサービスが登場しているのか。医療クラウドのさらなる普及を目的に設立された医療クラウド推進コンソーシアムは2014年2月28日、医療ITの現状に関する勉強会を開催。本稿では、その中で発表された医療分野向け製品・サービスを展開する各社の取り組みを紹介する。

医療・介護の現場を支援するSNS

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