ロードバランサ/ADCに本格的WAF機能を標準搭載 製品選択の常識が変わった「スループット重視」がダメな理由

スループットだけが注目されてきたロードバランサ/ADCの製品選びに新たな選択のポイントが生まれている。それはセキュリティ機能。Webを介したサイバー攻撃が増える中、ロードバランサ/ADCの選び方が変わりつつある。

2014年04月18日 00時00分 公開
[ITmedia]

 今や、あらゆるネットワークサービスがWebを介して提供されている。Webサイトの運営者にとって、優れたパフォーマンスをエンドユーザーへ提供することは非常に重要だ。そのためWebサイトの構築に当たっては、ロードバランサやアプリケーションデリバリコントローラー(ADC)などの導入が必須になっている。

 一方、Webサイトがさまざまなサービスを担うようになり、サイバー犯罪者の格好の的になっている。攻撃を防御するゲートウェイセキュリティもWebサイトにとって必須の機能である。従来のファイアウォールやIPS(不正侵入防止システム)の他、最新の攻撃に対してはWebアプリケーションファイアウォール(WAF)が効果的とされている。

 だがWAFは安全性については評価されているものの、高価で管理が煩雑であることから、導入を諦めるケースも少なくない。企業は自社のWebサイト、Webサービスをどう守ればいいのか。ロードバランサ/ADC選びの新常識を紹介する。


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