新型「MacBook Air」を嫌いにならないでください週間記事ランキング

マイナーチェンジした「MacBook Air」。新鮮味に欠けるという評価もある中、他社との競争が激化する市場での勝算はあるのか? 直近1週間の人気コンテンツをランキング形式で紹介します。

2014年06月06日 15時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 今週最も多く読まれた記事は、「徹底レビュー:新『MacBook Air』は依然として最強の“キラキラノートブック”か」でした。最新の2014年モデルのMacBook Airは、前世代(2013年モデル)と同一のデザインながら、プロセッサのクロック速度が約100MHz向上し、価格は約100ドル(国内では4000〜5000円程度)下がりました。この記事では、一見すると同じように見える前モデルとの違いをパフォーマンスやバッテリー接続時間などの項目で徹底的に調査しています。

 2位は、「備えあればうれしいな Windowsのトラブル解決に役立つ無償ツール5選」が入りました。Windowsシステムのトラブルシューティングや状況把握に役立つ5つの無償ツールを紹介しています。

 3位にランクインしたのは、「米NSAの“最強ハッカー集団”『TAO』の背筋が凍る手口」です。「TAO」とは「Tailored Access Operations」の略。米国家安全保障局(NSA)の元職員エドワード・スノーデン氏のリークによって明らかになった部隊です。この記事では、NSAのハッキング部隊であるTAOの存在が広く知られるようになったことで、企業が新たに採用すべき新たな防護戦略について説明。「そこまでやるのか」と思ってしまうようなTAOの手口が明らかにされています。

 4位には「『Androidデスクトップ』が職場を席巻する日」が入りました。既に一部ベンダーによって製品化されている「Android」搭載のデスクトップ端末。この記事では、「Windows 8」の売れ行きが伸びないといわれる中、3億6000万人(2014年時点)と推計されるWindowsユーザー数がAndroid端末へ移行する可能性を探っています。

 5位にランクインしたのは、「『Heartbleed』脆弱性で被害を受けたWebサイトの無残な姿、担当者が明かす」です。セキュリティ業界に衝撃を与えたOpenSSLの脆弱性「Heartbleed」は、もはや単なる「理論上危険なバグ」ではなくなりました。英国の育児情報サイトの事例を解説しながら、問題の深さを浮き彫りにしています。

 6位には「5分で分かる『iOS 8』、見逃せない新機能とは?」が入りました。2014年秋に正式リリースが予定される米Appleの次期モバイルOS「iOS 8」。6月2日(米国時間)に開催された米Appleの年次開発者会議で明らかになった機能強化の内容を解説します。

 7位には「セキュリティベンダーが猛抗議した製品評価リポートの内容」がランクインしました。独立系情報セキュリティ調査・アドバイザリー会社の米NSS Labsが2014年4月初旬に発表した、6つの主要な企業向け侵害検知システムに対する評価リポート。その内容に対して、低い評価を受けたベンダーが猛抗議をしているという記事です。関係者の主張も交えながら、調査会社のビジネスモデルについても言及しています。

 8位の「SSD導入がお得になる場合、ならない場合」は、大容量化や価格低下が進み、導入するユーザーが増えたといわれるSSDに関する記事です。HDDと共存する「ハイブリッド型」か、性能重視で「オールフラッシュ」か。重要なシステム変更案件を前にして迷っているユーザーに、その判断のポイントをアドバイスしています。

 9位は「PCを“シンクライアント”に転用する一番シンプルな方法」が入りました。既存のクライアントPCに、VDI(仮想デスクトップインフラ)を展開するテクニックについての記事です。障害を恐れて新しいクライアントPCのみに展開するというわけにはいかないユーザー向けに優しく解説します。

 10位には「企業が『リベンジポルノ』を軽視してはいけない理由」が入りました。「リベンジポルノ」とは、別れた恋人の恥ずかしい画像などをWebで公開する行為のことです。こうした事案は、当事者にとっては重大な問題ですが、あくまで個人的な事情と捉えられがちです。しかし、公開する側、される側双方の勤務先などを含めた個人情報が明らかになってしまうケースを想定し、企業としての対処法、防御策などについて論考しています。

 興味を持たれた記事はありましたでしょうか。来週もお楽しみに。

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