クラウド活用がビジネス競争力の決め手に、カギを握る「サービス管理」とは?ハイブリッドクラウド環境で浮上する課題を解決

企業にとって、ビジネスの競争力を高めるためにクラウドコンピューティングの活用が欠かせなくなりつつある。しかし、課題はその運用管理、サービス管理だ。企業が支持する解決策とは?

2014年07月14日 10時00分 公開
[ITmedia]

 企業ITの世界で、クラウドの存在感が日に日に高まりつつある。確かに、クラウドを業務システムに採用することには、特にシステムのユーザーにとってはさまざまなメリットがある。しかし一方で、無計画なクラウド導入が企業のシステム運用に混乱をもたらしたり、あるいは新たなリスクを呼び込んでしまい、結果としてクラウド導入のメリットが相殺されかねない事態が多くの企業で進行している。

 これは何も、外部のパブリッククラウドサービスを利用するケースだけにとどまらない。自社のシステムをプライベートクラウド化する場合にも同じようなことが言える。本来であれば、仮想化基盤の整備から全社でのリソース基盤の共通化、プール化、そして最終的にはプライベートクラウドの実現を目指して自社システム基盤を進化させていきたいところが、さまざまな壁に阻まれてなかなか計画通りに進まないという話をよく聞く。

 このように、いわば「クラウド熱」が徐々に収束しつつある今日、徐々にそのメリットだけでなく、負の側面もあらわになってきた格好だ。では、企業がこうしたハードルを超え、クラウドを存分に活用して真にビジネスに貢献できるIT基盤を実現するには、一体何をすべきなのか? これを知る上で最大のヒントとなりそうなのが、ここ数年の間でクラウドソリューションに対する取り組みを急速に高めてきたベンダーが提唱するクラウド戦略だ。


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