SDN、一番重要なことが忘れられようとしているのではないか「勝ち馬探し」に終始していいのか

Software Defined Networking(SDN)は、果たして「OpenFlowとオーバーレイの2つの技術のうちどちらを選ぶか」という問題なのだろうか。それだけでないとすれば、重要なポイントは何なのだろうか。

2014年08月05日 10時00分 公開
[ITmedia]

 SDN(Software Defined Networking)に関する議論は、過去約2年にわたって大きな盛り上がりを見せている。2年前に比べ、「SDNとは何か」についての大まかなイメージが固まりつつあり、製品として使えるものの選択肢が増えることで、当初の混乱が若干収束してきた感がある。

 一方で、どのベンダーあるいはどの製品の組み合わせがデファクト・スタンダードになるのかといった、「勝ち馬探し」に興味が移ってしまっているきらいがなきにしもあらずだ。勝ち馬探しをしたくなるのも分からなくはないが、その一方で、SDNの原点が忘れられてしまうのであれば問題だ。

 では、SDNの原点とは何なのか。SDNの技術や製品をユーザー組織が検討・選択する際に、一番重要なこととは何なのだろうか。


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