急増するデータ保管に最適な新たなストレージの選択肢とは20年先を見据えたストレージ設計

増大する一方の非構造データをいかに管理し、保存するか。従来のストレージシステムの限界を超えた難問に対する1つの答えは「オブジェクトストレージ」にある。

2014年08月22日 10時00分 公開
[ITmedia]

 増え続ける非構造化データをどう管理すべきか、悩んでいる読者も多いことだろう。従来のストレージ技術は拡張性に乏しく、容量を増強しようとすると大きなコストが掛かってしまうためだ。また、現時点では予算があったとしても、5年後、10年後まで考慮したサイジングは難しい。データの増大ペースがどれほど加速するか、なかなか予測できない。

 そこで注目されているのが、「オブジェクトストレージ」技術だ。拡張性に優れ、大量のデータを保存することができるため、参照頻度は低いものの長期保存が必要となるコールドデータの格納に適している。また、クラウドストレージとして利用できることもあり、新たなストレージの選択肢として大いに注目されている。

 本稿では、増え続けて捨てられない医用画像データの長期保管にオブジェクトストレージを採用した呉共済病院の事例と併せて、膨大なデータを長期にわたって確実かつ効率的に保存できる次世代のストレージシステムを紹介する。


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