「Android、iPhoneのどちらを使うか問題」が複雑化週間記事ランキング

エンタープライズ機能を強化した「Android L」で目指すGoogleの戦略とは。Appleはどう対抗するのか。直近1週間の人気コンテンツをランキング形式で紹介します。

2014年08月22日 19時00分 公開
[ITmedia]

 今週最も多く読まれた記事は、「2年先を行く『iOS』を抜き去るか 『Android L』で始まるGoogleの戦い」でした。米Googleは、IT部門向けの管理機能を同社のモバイルアプリケーションに追加するなど企業向けの機能やサービスを追加し始めています。次期OS「Android L」は、さらにその傾向を強めています。しかし、企業のIT部門担当者をはじめ専門家からは、懐疑的な見方をする向きもあるようです。

 2位は、「Windows XPサポート終了でMacユーザーが増えた複雑な背景」が入りました。米Microsoftの「Windows XP」のサポート終了がもたらした販売パートナーへのプラスの影響とユーザーの考え方の変化について考察しています。

 3位にランクインしたのは、「徹底レビュー:『Samsung Gear Live』の毎日着けたくなる使用感と痛過ぎる欠点」です。韓国Samsung ElectronicsのAndroid Wear搭載スマートウオッチ「Samsung Gear Live」をレビューしています。今後の先行きが不透明なスマートウオッチ市場の動向も含めて、パフォーマンスやディスプレーなどについて徹底的に検証しています。

 4位には「さようならBYOD、企業が気付いた『会社がスマホを支給した方が何かと便利』」が入りました。BYOD(私物端末の業務利用)で期待していた効果が得られない企業が取るべき戦略、そして方向転換をするかどうかを見極めるポイントを解説しています。

 5位は「『Office 2013』と別れられない“わが社の事情”」です。クラウドベースのOffice 365が注目される中、Office 2013を使い続ける企業の事情と、うなずけることも多いその理由をまとめています。

 6位には「“真のスタートボタン”だけではない、『Windows 9』の正体を予測する」がランクインしました。復活するといわれるスタートボタンやスタートメニューだけではない「Windows 9(仮称)」の注目機能を紹介しています。

 7位はセキュリティ関連記事です。「『OneDrive』やメールも危険? 攻撃者が狙う情報共有系アプリ5種」は、攻撃者の格好の標的である「情報共有系アプリ」に関する脅威の現状を明らかにしています。

 8位には「『SDNとDevOpsで仕事を失いました』と嘆くネットワーク担当者の微妙な立場」がランクインしました。新しい技術により、ネットワークを制御するという仕事が、これまでのネットワーク担当者から、サーバチームや仮想化チームの手に渡り始めている状況を考察しています。SDN時代におけるIT部門内での役割分担の変化に着目した記事です。

 9位は「『社員に怪しいクラウドサービスを使わせない』、IT部門の戦いは終わらない」です。従業員が無許可のクラウドサービスを利用することで、企業のセキュリテイリスクは一気に跳ね上がります。クラウドサービスを利用する際の適切な戦略の立て方を解説しています。

 10位には「企業が素朴な疑問、『セキュリティやコンプライアンスばかり考えていていいのか?』」が入りました。米大手調査会社Gartnerが、年次セキュリティイベントで指摘した警鐘についてリポートしています。収益の最大化のために利用できるツールの1つとしてセキュリティを捉えるという考え方について考察した記事です。

 興味を持たれた記事はありましたでしょうか。来週もお楽しみに。

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