標準機能とハードウェアで分かる、優れたストレージの見極め方中堅・中小企業のストレージ選びはココに注目

企業向けストレージ選びにおいて性能とコストのバランスは非常に重要だ。バランスの良いストレージ選定のポイントとは何か? その秘訣は“ハードウェアの品質”と“標準機能でどこまでできるか”にあるようだ。

2014年10月20日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ビジネスで扱うデータが増え続ける中で、ストレージの重要性はますます高まるばかりだ。ストレージには、効率よく大量のデータを保管でき、十分なパフォーマンスで確実にデータへアクセスできることが求められる。だが、性能を追い求めれば求めるほどぶち当たるのが“コスト”の壁である。殊にストレージにおいては、上を見ればきりが無い。

 一概にコストといっても、機器の購入費用だけではなく管理者の負担を考慮した運用コスト、消費電力量や空調などのエネルギーコストなど、総合的に考慮する必要がある。機器のコストを抑えたいからといって、容量や密度が小さかったりパフォーマンスが悪かったりするようでは、結果的にシステム全体のコスト増につながりかねない。特に昨今はストレージ技術の進歩に伴って、データ管理のための機能が進化している。極端に安価な製品を安易に選択すれば、こうした最新技術の恩恵を受けることができない。

 従って、ストレージへの投資はバランスが非常に重要だ。コストはあまり掛けたくないが、中堅・中小企業にとって不足のない十分な性能を“標準機能で”得るには、ストレージのどういった点に着目すればいいのか。次のページでは、優れたストレージを見極める着眼点を紹介しよう。


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