ソフトウェアの新しい買い方とは 最新のOfficeはサブスクリプションで手に入れる時代にメディア不要、常に最新版、最大15デバイス利用が新しい

今や音楽の購入は「ネットワークから」が普通になった。CDを購入するより簡単で便利と考える人が増えたからだ。同様にPCソフトウェアの世界でもインターネットで配信する「サブスクリプション方式」がブレーク中だ。

2014年11月20日 10時00分 公開
[ITmedia]

 インターネットから音楽を購入することが一般的になって数年がたつ。iPod/iPhoneに代表される音楽プレーヤーが登場し、インターネットで音楽を購入する新しいスタイルが「カッコいい」「便利」「CDより安い」と乗り換える人が増えたからだ。ダウンロード方式ゆえの不安はあったものの、最先端を走ることや利便性が勝ると評価されたのである。

 今、同じような変化が、PCソフトウェアの世界でも起きている。これまで、ソフトウェアはCD-ROMやDVD-ROMなどのメディアで販売されるのが一般的だった。大量に購入する企業は異なる買い方(例えば、Microsoftのボリュームライセンスなど)もできたが、「ソフトウェアはCD/DVDで買う」というのが共通の認識であった。

 そして、現在広まりつつあるのが、ネットワークからのストリーミング配信を利用した「サブスクリプション(購読)」方式である。サブスクリプション方式でのソフトウェアの“買い方”は、申し込み用のWeb画面で電子メールアドレスとクレジットカード決済情報などを入力してライセンスを購入し、発行されたライセンスキーを使ってPCやタブレットなどの機器にストリーミング配信させるというのが、おおよその流れになる。

 広い意味ではダウンロード方式ということになるが、「インストールが不要」で「ソフトウェアの更新や改訂があると自動的に反映される」という点で通常のダウンロード方式とは異なる。

 本稿では、これからのソフトウェア購入方法の主流となる「サブスクリプション方式」が企業にもたらすメリットについて解説する。


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