2014年に最も儲かっていたのはどのIT職? 給与調査が示す“IT職格差”半数以上が現在のポジションに満足と回答

米TechTargetが実施した「IT Salary Survey 2014」(2014年度IT職の給与に関する調査)の結果を紹介する。どのIT職の給与が高く、どのIT職が転職を検討すべきなのだろうか。また、2015年に重視される分野を予想する。

2014年12月26日 12時00分 公開
[Christina Torode,TechTarget]

関連キーワード

CIO | CTO | IT部門 | IT戦略 | 経営 | 読者調査リポート


 2014年に最も多くの報酬を得ていたのは、CIO(最高情報責任者)、CISO(最高情報セキュリティ責任者)、ビジネスアプリケーションのディレクターであることが明らかになった。だが、2013年から大幅な昇給があったのは別のIT職だ。

 給与が高いグループにランクインしたのは、ネットワーク管理者、データベース管理者、セキュリティ管理者だ。それぞれの給与(賞与を含む)は、前年比で22%、22%、17%アップしている。この増加率は、上級IT職とCISOの平均給与(賞与を含む)の増加率(それぞれ8%と8.7%)を上回っている。なお、上級IT職には、CIO、CTO(最高技術責任者)、上級副社長、IT部門のディレクターが含まれる。ビジネスアプリケーションのディレクターの2014年の平均給与(賞与を含む)は14万8097ドルと高額だが、2013年と比較すると10%ダウンしている。

ITmedia マーケティング新着記事

news136.png

ジェンダーレス消費の実態 男性向けメイクアップ需要が伸長
男性の間で美容に関する意識が高まりを見せています。カタリナ マーケティング ジャパン...

news098.jpg

イーロン・マスク氏がユーザーに問いかけた「Vine復活」は良いアイデアか?
イーロン・マスク氏は自身のXアカウントで、ショート動画サービス「Vine」を復活させるべ...

news048.jpg

ドコモとサイバーエージェントの共同出資会社がCookie非依存のターゲティング広告配信手法を開発
Prism Partnerは、NTTドコモが提供するファーストパーティデータの活用により、ドコモオ...