“組織のワークスタイル”を変革する「スマホの内線化」とはPublickey 新野氏が聞く

クラウドの利用が広がる中、最近では企業内電話をクラウド化し、コスト削減や働き方の改革を推進する動きがある。従来型のPBXが抱える課題、クラウド化によるビジネスメリットとは。Publickey 新野氏がその正体に迫った。

2015年01月08日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 クラウドサービスは、企業のさまざまな分野で活用され、その適用範囲を広げている。オンプレミスシステムでは実現の難しい柔軟性や拡張性、迅速性、資産を持たずに利用できる軽量性が人気の秘密だ。

 当初こそ、機能の制約やセキュリティへの不安などによって、実際の用途は限られていた。しかし、技術的な問題がクリアされ、有用性が認知されるに従って、より重要な基幹システムなどでもクラウドを活用する事例が増え、また新しいサービスも登場してきている。

 PBX(構内交換機)やビジネスホンなどの音声設備についても同様に、クラウド化のニーズが高まっている。企業活動に必要不可欠な「電話」の機能をクラウド化することで、昨今注目されている“ワークスタイル変革”を強力に推進しようというわけだ。さらに、スマートフォンを内線化することで電話の活用の幅を大きく広げる可能性も秘めている。

 従来型のPBXが抱える課題とは何か。PBXをクラウド化することによって、ビジネスがどのように変わるのか。元@IT編集人で現在は「Publickey」を運営している新野淳一氏が、NTTコミュニケーションズのキーパーソンに話を聞き、同社の音声サービスのクラウド戦略とそれを支える技術の優位性を探った。


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