データベースを短期間・低コストで“爆速化”する納得の最新技術次世代SSDで高性能、低コストを実現

データの爆発的な増大により、データベースを取り巻く環境が激変している。特に深刻なのがパフォーマンスの問題である。高性能かつ低コストにデータベースシステムを構築するにはどうすればいいのだろうか。

2015年02月09日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 クラウドコンピューティングやモバイルデバイス、ソーシャルメディアをはじめ、ここ数年の急速なテクノロジーの進化に伴い、企業が扱うデータ量は爆発的に増大している。そして、この増え続ける膨大なデータによって、さまざまな課題が浮かび上がってきている。データベースを取り巻く環境の変化もその1つだ。特に深刻な課題となりつつあるのが、パフォーマンスの問題である。市場調査を見ても、オンライントランザクション処理(OLTP)、データウェアハウス(DWH)の用途を問わず、パフォーマンスについての課題が圧倒的に上位を占めているのが実情である。

 では、何がデータベースのパフォーマンス問題を引き起こしているのか。その最大のボトルネックとなっているのがストレージのI/O性能だ。例えば、CPUの処理性能は1000万IOPS(1秒間に処理できるI/O数)近くまで達している一方で、最上級のSASドライブ(1万5000rpm)でも540 IOPS程度にとどまっており、ストレージの処理能力が追い付いていないのである。

 こうした背景の中、ストレージI/O問題を解決する手段として、SSDなどのフラッシュメモリを活用したインメモリデータベースに注目が集まっている。インメモリデータベースの導入によって、処理性能の飛躍的な高速化が期待できるからだ。しかし、インメモリデータベースの導入に当たっては、コストの懸念が大きく、検討段階にとどまっている企業は少なくない。

 そこで本稿では、業界の最前線に立つ3人のキーパーソンによるディスカッションを通じて、コストを極力抑えながら、企業が抱えるデータベースのパフォーマンス問題を一気に解決するインメモリデータベースの最新ソリューションを紹介する。


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