サーバ仮想化にまつわる“不満”の正体、「ストレージの課題」を解決するには?業界エキスパート4人が解決策を披露

多数の仮想サーバを運用する企業では、運用やパフォーマンスの課題に直面するところが少なくない。その背景にあるのがストレージの制約だ。ストレージの最新動向を紹介しつつ、仮想環境における課題と解決策を示す。

2015年03月23日 10時00分 公開
[ITmedia]

 サーバ仮想化は企業にとって当たり前の技術となった。仮想環境で基幹システムを稼働させる企業も少なくなく、サーバ仮想化技術を生かして構築したプライベートクラウドやパブリッククラウドへのシステム移行事例も珍しくなくなった。企業の情報システムのインフラとして、もはやサーバ仮想化を選択肢に入れない方がナンセンスだといえよう。

 物理サーバの統合によるハードウェアコストの削減をはじめ、サーバ仮想化がもたらすメリットは数多い。一方、多数のシステムをサーバ仮想化環境へ移行することで顕在化する課題もある。「仮想環境やバックアップの運用が煩雑」「期待通りのパフォーマンスが得られない」といった課題だ。

 企業を悩ませるサーバ仮想化を取り巻く課題。実はその“犯人”は多くの場合、サーバ仮想化製品とは別のところにある可能性が高いことをご存じだろうか。その代表例が、ストレージに潜む制約である。なぜ、ストレージがサーバ仮想化の課題を引き起こすのか。その有効な解決策とは。ITmedia エンタープライズ編集部が開催した勉強会から、市場動向にも触れつつ、その解を探る。


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